「好転反応」と「揉み返し」

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「好転反応」という言葉をご存じですか。悪い状態の身体に対し、なんらかの刺激を加えた結果、症状が良くなっていく過程で出てくる身体反応のことです。

 ただし、この反応自体はご本人にとっては決して心地よいモノではなく、むしろ不快なモノだったりします。

  

 (だるさ、痛み、眠気、微熱、発汗、吹き出物……等々)

  

 「江南健生堂」の整体を受けた後でも「だるさ、痛み、眠気……等々」の好転反応を経験される方がいらっしゃいますので、そのメカニズムを簡単に説明いたします。

  当店の整体を受けに来られる方は、「肩こり」や「腰痛」「膝痛」「首の痛み」など、人それぞれではありますが身体のどこかに不調を抱えてお越しになります。

 その部位がどこであれ、不調や不快な症状に対し整体を行うわけですから、その整体刺激がキッカケとなって、身体は自らが持つ自然治癒力を発揮して、不調を取り除こうとします。

 その結果、一時的にだるさや痛みなどの不快な症状が現れます。これが好転反応です。

  

  ちょっとわかりにくかったかもしれませんので、身近な例で説明します。

 風邪を引いた時に発熱・発汗・鼻水・咳などが出たりすると思います。これらの症状は、身体に備わる自然治癒力(免疫力とも言います)が風邪の原因であるウイルスをやっつけて、身体から排出しようとする反応です。

 整体を受けた後で起きる「だるさ」「痛み」「眠気」などの症状もこれと似た反応です。

 つまり、整体で行っていることは、筋・骨格の調整を通して、身体が本来持つ自然治癒力をアップさせているとも言えるのです。

  だるさは血流が良くなり、身体の中から老廃物や不要物が出ていくときに感じます。

 微熱や発汗、吹き出物も同様に身体の中から不要な物を排出する結果と言えます。

 眠気は自律神経が正常化し、高ぶっていた交感神経が静まり、リラックスモードの副交感神経が優位になって出ます。

 また、痛みは、元々あった不調が取り除かれたことにより、それまで隠れていた痛み(気づいてあげられなかった不調)が表面化してきたか、筋・骨格のバランスが変化したことで、これまで使われることが少なく、負担の無かった部位に一時的に負荷がかかりやすくなったのかもしれません。

  いずれにせよ、これらの好転反応は、その程度に個人差はあっても整体直後~2・3日でおさまり、その後は、整体を受ける前の状態よりもずっと良くなってスッキリします。

  

  好転反応はすべての方に出る反応という訳ではありませんが、身体が良くなる過程において、必要なものなのであまり心配されなくてよいのですが、ひとつ注意しておきたいこともあります。

  

  それは「揉み返し」と言われる状態です。

 「揉み返し」とは筋肉等を強く揉んだり、ほぐしたりすることで、筋繊維がダメージを受け、軽い炎症反応を起こした状態を言います。

  

 これは「好転反応」とは違い、身体にとってはマイナスでしかありません。

 「肩こり」「腰痛」が酷くて、普段から強いマッサージを受けている方はすでに筋繊維がマッサージ刺激によりダメージを受けてしまっている可能性があります。

 ダメージを受けた筋肉はこれ以上マッサージ刺激でダメージを受けないようにとその繊維をさらに硬くして身体を守ろうとします。

 つまり、強いマッサージを受けることで、余計に筋肉を硬くしてしまっていたかもしれないのです。

 硬い筋肉をほぐそうと思って通ったマッサージが筋肉をさらに硬くしていたなんて笑えませんよね。

  ただ、その反応が「好転反応」なのか?ただの「揉み返し」なのかが分かりにくいのが難点です。

  

 当店の整体は、マッサージや指圧をメインにしたものではなく、強い刺激も少ないので、「揉み返し」はほとんど起こらないのですが、それでも多少は筋肉等をほぐしますので絶対に起こらないとも言えないのです。

 ですから、整体の最中も力加減には十分注意し、その都度お客様に力加減や痛みを確認しますし、次回お越しの時には、整体後、不快な症状が出たかどうかも確認し、「揉み返し」と判断した場合にはその日の整体内容にも反映させていただきます。

  

 整体後、気になる症状が出た場合は、どうぞお気軽にご相談下さい。

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