急性痛が出た時の対処法

アリ指差し写真

急に強い痛みが出たら…

 日常生活を送っていると「ぎっくり腰」や「足首捻挫」など突然強い痛みに襲われることもたまにはあると思います。又、ご家族や友人がそういった状況になっているのを見ることもあると思います?

 このような急性症状が起きた場合は状況によっては、病院や当店のような所に行って処置を受けるというのも一つの選択肢になりますが、まずはその場や自宅でできる処置をすることも大事になります。

 

 そこで、そのような場面での処置法をご説明いたします。

 

ポイントはRICE(ライス)処置

 「ぎっくり腰」のような急性症状では、次のような炎症反応が患部に現れます。

 

1、腫脹(しゅちょう)……腫れた感じ

2、発熱(はつねつ)………熱を持った感じ

3、発赤(ほっせき)………赤み

4、疼痛(とうつう)………痛み

さらに

5、(上記1~4の結果)動かしにくさという機能障害

 

 炎症反応は辛いモノではありますが、障害を受けた患部をそれ以上悪化させないようにするサインでもあり、治癒に向かう過程でもあります。そうは言ってもやはり過剰な炎症反応は辛いので、このサインはキチンと受け止めた上で、炎症の拡大を抑えることが必要です。

 

 炎症を最小限に抑えるポイントこそが次にあげるRICE処置になります。

 

RICE(ライス)処置とは

 

Rest…………… 安静(身体を無駄に動かさず、静かに休んでください)

Icing……………冷却(患部を氷嚢などで冷やす。冷やしすぎに注意!

Compression… 圧迫(患部を包帯等で巻き、一時的に血流量を減らす)

Elevation……… 拳上(患部を心臓の高さより上にして、血流量を減らす)

頭文字アルファベット( R・I・C・E )から取った処置法になります。

 

 もし、急性症状になった際は、是非RICE処置を思い出していただき、できるだけ早めに対処をし、その上で状況に応じ病院や専門機関にご連絡ください。

 

痛みは後からやってくる!

 

 「前日まではなんともなかったのに、朝起きたら、立ち上がれないくらい腰が痛くなっていたんです。」

 

 当店にお越しになる患者様の中にも、このようにおっしゃる方がたまにいらっしゃいます。そして、このようなことは別に不思議でもなんでもないのです。

 

 ぎっくり腰のような急性症状は痛めた直後から強い痛みが出るものといったイメージはありますが、実は炎症反応のピーク(つまり痛みなどが一番つらい時期)は発症後、24時間~72時間と言われています。

 

 したがって、発症当日より二日目・三日目のほうが辛くなることが多いので、最初あまり痛みがなくても、朝起きたら立てないほど痛くなっていたということもありますので、怪しいと思ったら湿布などして安静にお過ごしください。

 

痛みが強い時はこんなことにも注意を!

 

・長時間の風呂はやめて、さっと済ますかシャワー程度にする。

   (一時的には筋肉が緩んで楽に感じますが、後で余計に痛みが…)

・アルコールも血流を高めるので控える。

・湿布を貼るなら、6時間おきに貼りかえる。

・痛みで寝れない時は、鎮痛薬を使用する。

 

 といった方法も合わせて行ってください。

 

最後に、

 三日ぐらい過ぎて痛みが和らいできましたら、少しずつ身体を動かし始めるようにしてください。あまり、長期間身体を動かさないでいると余計に治りが悪くなります。その際、強張った身体を調整するのに整体を受けることをおススメします。

  
(追記)

 当ページでは「急な痛みが出た時は、炎症反応を抑えるためにRICE(ライス)処置をしましょう」とお伝えしております。このRICE処置は「血液循環を抑えることで炎症の拡大を防ぎ、強い痛みを和らげるなどの効果」があります。

 

 しかし、もしあなたが数日後に大事な用事があって、それまでにできるだけ良い状態に戻しておきたい。そのためなら、一時的に痛みが増加してもガマンするというのであれば、RICE処置は不要です。

 

 むしろ、血液循環を高め、炎症反応がしっかり起きるように、カイロを肌着の上から患部に貼って、温めた方が回復は早まります。

 

 また、横になって安静に過ごすよりも、強い痛みが出ない範囲で日常生活を続けた方が良いです。

 

 最も患部の回復を遅らせるのは、湿布で冷やすこともカイロで温めることもせずに、痛みがあるからといって何日もずっと身体を動かさないで過ごすことが一番良くない選択になります。

 

 多少痛みが残っていても早目に日常生活を再開して、身体を動かすようにしてください。もちろん、痛みが増す動きをわざわざする必要はありませんからね。

 

 また、もしあなたが数日後に大事な用事があって、一日も早く良い状態に戻したいとお考えであれば、急性期であっても当店の整体を受けることは可能です。もちろん、痛みを強くするために整体を行うわけではありませんし、そうならないように最善の方法で整体は行います。

 

 当店が急性期に整体を行う目的は、炎症反応により招いている機能障害(身体を満足に動かせないこと)を取り除くことです。

 多少の痛みは残っていても、何とか身体を動かすことができるようになれば、血液の循環が良くなり、結果的に患部の回復を早めることに繋がっていきます。

 

 その場で痛みが無くなるというワケではありませんが、一日でも早く回復したいというのであれば、整体を受ける意味はあります。

整体院 江南健生堂

〒491-0101愛知県江南市古知野町千丸20-1