片頭痛

片頭痛 江南市

 頭痛の辛さでお困りの方はたくさんいらっしゃいますが、「たかが頭痛」と考えている方も結構いらっしゃいます。

 

 しかし、時に命の危険を招く頭痛もありますので注意が必要です。

 

 これまでに経験したことのないような激しい痛みの頭痛に襲われれば「脳出血」や「くも膜下出血」など命の危険もあるので、皆さん心配されてすぐに病院に駆け込むでしょうが、そこまで酷くない頭痛だと「取り敢えず市販薬を飲んで」様子をみたり、「ひたすら我慢」で済ませてしまいがちですよね。

 

 ですが、そこまで酷くない頭痛とは言え、対処法を間違えるといつまでも続く慢性頭痛に移行してしまい、その結果、日常生活に大きく支障を招くことになりかねません。

 

もし、あなたが

  • 月の半分近くの日数で頭痛を感じている。
  • 月に10回以上鎮痛薬を使用している。
  • 予防的な目的で頻繁に鎮痛薬を使用している。
  • 仕事後、帰宅してから頭痛が出る。
  • 休日になると決まって頭痛が出る。
  • 仕事を休むほど、頭痛が酷くなってきた。
  • 頭痛とともに吐き気や嘔吐することがある。

など、3つ以上に当てはまるのであれば注意が必要です。

 

 そこで今回は慢性頭痛の一つとして最も有名な「片頭痛」(「偏頭痛」と表記することもあります)についてお伝えしてまいります。

 

 ちなみに、慢性頭痛は片頭痛の他に、首や肩の筋肉の緊張が原因で起きる「緊張型頭痛」と眼の奥付近を通る(内頸)動脈の炎症が原因で起きる「群発頭痛」があります。それらについては別のページでお伝えしてまいります。

 

 では早速「片頭痛」についてお伝えしてまいります。

 

 「片頭痛」はズキンズキンするような強い痛みが、片側または両側のこめかみ付近に起きますが、それとともに光や音や匂いにも敏感になるほか、吐き気や嘔吐などの随伴症状も現れ、日常生活に大きく支障を招く頭痛になります。

 

 「片頭痛」は両親のどちらかが片頭痛を持っていると高い確率で子供も片頭痛になると言われるように遺伝性の頭痛と考えられています。

 

 しかし、「片頭痛」が発症する原因に関しては、今もまだハッキリとした原因は見つかっていません。

 

 ただ、最近では脳神経の一つである「三叉神経」が強く関わっているのではないかと言われるようになってきました。

 

片頭痛 江南市

その「三叉神経関連説」では

 脳の血管の中に、血液成分の一つである血小板から放出されたセロトニンという神経伝達物質(血管を収縮させる作用を持つホルモン)が大量に溢れて、一時的に血管が収縮。

 

 その後、セロトニンが枯渇すると今度は反動で血管が拡張。

 

 その拡張した血管の周囲に巻き付いている三叉神経が刺激を受けて発痛物質を産生。

 

 産生された発痛物質の作用で痛み・炎症が起きる。

 

 さらにこの炎症がさらなる血管拡張を促して、痛みを増幅する悪循環がスタートして片頭痛を発症すると考えられています。

片頭痛 江南市

 

 尚、痛みが大脳に伝わる途中で脳の視覚・聴覚・嗅覚・嘔吐中枢にも刺激が伝わるので、光や音・匂いなどに過敏に反応したり、吐き気や嘔吐を招くことに繋がっています。

 

 片頭痛では発症の前兆として、15分~30分前から視界に何かチカチカ・ギラギラするものが現れる「閃輝暗点(センキアンテン)」という現象が起こる方もいます。その前兆が治まると今度は実際に片頭痛の症状が現れてきます。

 

片頭痛 江南市

 

片頭痛の治療

 片頭痛の治療としては、市販薬として薬局で購入できる消炎鎮痛剤で効く人もいますが、基本的には病院で診察を受けた上で処方される「トリプタン」系薬剤の方が効果は高いです。

 

 「トリプタン」系薬剤は「脳血管」と「三叉神経」に特異的に作用する片頭痛薬になります。

 

そうは言っても、片頭痛発作が起きてしまうこともあるので、そんな時は

  • 静かな部屋で室内を暗くして横になって休む。または、椅子などに座って休む。
  • 血管収縮作用を持つカフェインを含む飲み物(コーヒーなど)を摂る。
  • 痛みを感じる部位を氷枕などで冷やす。

などの応急処置をしてみてください。

 

また、片頭痛を招く誘因として

  1. 過度のストレス
  2. 女性ホルモンの変動
  3. 嗜好品(赤ワイン・ココア・チョコレート・チーズなど)の大量摂取
  4. 空腹・低血糖
  5. 寝不足・寝過ぎ

 などが挙げられますので、これらの誘因を遠避けることが予防法になります。

 

江南健生堂では

 当店では「片頭痛」の原因を自律神経の働きの乱れと捉えています。

 自律神経は内臓および血圧・血流、ホルモン分泌のコントロールをしているので、自律神経の働きが正常化すれば、片頭痛は避けられると考えます。

 

 上記しました「片頭痛を招く誘因5つ」は内臓・血圧・血流・ホルモンのいずれかに影響・関係しています。

 

 従って、当店で行う整体法にて自律神経の働きが正常化すれば、片頭痛発作の予防はもちろんのこと、根本的な解決に導くことができます。

 

 もし、片頭痛でお悩みでしたら、一度ご相談ください。あなたの苦痛を取り除くお手伝いをさせていただきます。

 

 きっと「快適な日常」「素敵な笑顔」を取り戻していただけます!

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